Daily Mokuren 94 デリケートな肌へのカラー対処法
先日、ウィッグで練習したカラーのスタイルを実際の髪に施術しました。
お客様の悩みは、肌が極端に弱いこと。
頭皮のみならず、袖から覗いた手も、乾燥・手荒れとの戦い。
カラー剤が頭皮に着こうものなら、しみて痒くなって皮膚科に行かないと行けなくなるくらい肌が弱いとの事でした。
なので、今回のカラーは大冒険。
その方とは初めて出会ってからまもなく2年が経とうとしておりますが、
「カラーしたいけどダメなんです」
という発言を打ち破っての挑戦でした。
ホイルを使って全体的にウィービングを施しました。
3〜5ミリくらいの毛束でチップを取って染めるのですが、ホイルワークだと絶対に地肌に薬が付くことはないし、ふわっと髪が明るくなって、伸びてきた時も新生部と既染部の境目が曖昧なのでグラデーションカラーのようになります。
結果はとても満足していただけました!
今までカラーの時に感じていたピリピリ感も、頭皮に薬がついていないので感じることなくカラーを終えることができましたし、
がっつり白髪染めをするほどでもないけど、少しずつ生えてきた白髪をボケさせることができました。
後は今後の頭皮事情を見守らなければ!
まずは無事にカラーを終えられてほっとした一日でした。
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