Daily Mokuren 159 自分以外は赤ちゃんに見える魔法
「手を貸すより見守ることの方が難しい」
というのは本当だなあと思います。
自分に近い人にほどアドバイスしたくなるし、先回りして色んなことをやってあげたくなったりします(家族、特に子どもなど)。
私もよく子どもに「〜したほうがいいよ」とか、「〜しなくていいよ」とか言ってしまいがちなのですが、言ってしまった後に本当に今の言葉は必要だったのか考えてしまう時があります。
例えば、食器のお片づけって失敗してしまうと余計に大惨事になったりするので「お母さんがやるからいいよ」って言ってしまいがちなんですが、
後で、「せっかくやる気になってやってるのに静止するなんてもったいなかった!」と思い直して、次からは汁物だけ持って行ってあげて、他の食器はお手伝いしてもらうということにしました。(3歳と5歳なので、5歳には汁物も持って行ってもらうようにしています。)
やっぱり、失敗してもらいたくないとか、後でもっとひどい状態になったものを修復するのが面倒とか、「任せたくない」っていう理由がそこにはちゃんとあるから、ついつい「赤ちゃんのお母さん」になってしまうんだろうな。
向こうは成長しているのに。
自分以外は赤ちゃんに見える魔法でもかかっているんですかね。
子どもが赤ちゃんだった時に、「旦那がなにもしてくれない」っていう悩みを聞くこともあったのですが、よくよく聞いてみると「旦那に任せるとその後が余計に大変になるから任せられない」とか「全然わかってないから任せられない」とか、その人には自分以外は赤ちゃんに見えているんだなと思う場面がよくありました。
今、子どもが5歳と3歳になり、どれくらいのサポートが必要で、どれくらいを任せたらいいのか日々考えさせられます。
転ぶからといって「走るな!」と言うのはちょっと違うから。
今日は私の実家のおばあちゃんと、私の妹家族とお泊り。息子はご飯を4杯と小さい器にお蕎麦を2杯食べました。成長してる!(汗)
そのうち自分でご飯をよそいに行く姿が想像できるなと思った夜でした。
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