Daily Mokuren 2-85 悔しさが残る
思い出したらまた悔しい。
技術やスタイリングの評価ももちろん悔しいけれど、それ以上に悔しかったある審査員の言葉。
「コンテストやクリエイティブな作品を作ることなんて、やりたくなかったらやらなきゃいいんですよ。でも、好きだし、やると楽しいから、ただやるってだけなんです。」
たしかこんな内容だったような気がします。
言いたいことは分かるけど、コンテストに出場している会場にいるすべての人は"やりたいからここにいる"人たちだと思うのです。
作った作品のレベルが低いとでも思ったのでしょうか。
「もうちょっと人が集まるといいですね。」
ともおっしゃっていました。
やりたくないならやらなくていいっていう諭し方が嫌いです。
自分も子どもがいるので、"やる気"問題に関してはすごく考えますが、やりたくなくて無理矢理やっているものと、やりたいけどまだ上手にできないという段階のものでは、諭し方が違うと思うのです。
やりたいけど上手にできないという段階でかける言葉はもう少し前向きであるべきで、どうやったらもっと上手く出来るようになるか、楽しく取り組めるようになるか、願いや期待をもって声をかけることを意識しています。
コンテストの壇上で、上を目指して頑張ろうとしている美容師さんたちの前で言う発言にしては夢がないなあなんて思ったのでした。
と、悲しくなるような言葉ももう払拭して、次に向かってまた頑張りたいと思います。
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